理事長・院長紹介
おおしま眼科クリニック院長の大島佑介と申します。当院は医療法人聖佑会の最初のクリニックとして、2014年に「おおしま眼科クリニック」として高槻市西冠に開院、2015年に医療法人に改組、以来一貫して高槻市を中心に大阪北摂一円の眼科医療の中核施設を目指して参りました。地域のみなさまのご支援のお蔭様で、今や年間約2000例の日帰り手術を行う施設まで成長することができました。当院の特徴は専門性の高い手術治療であり、とりわけ、難治症例や多焦点レンズの白内障手術、眼内コンタクトレンズ(ICL),および網膜剥離などの緊急性を要する網膜硝子体手術で良好な治療成績を収めております。
私自身は大阪大学医学部を卒業したのち、大学附属病院および大阪府下の基幹病院にて約7年間にわたって眼科臨床に従事し、とりわけ合併症を有する白内障や糖尿病網膜症、網膜剥離、加齢黄斑変性などの網膜硝子体疾患の手術治療を専門的にトレーニングしてきました。その後、京都大学再生医科学研究所にて眼内血管新生などの再生医療の基礎研究に従事、大学院で医学博士を取得したのち、文部教官として大阪大学に復職しました。その後の10年間は、大学病院の手術主要メンバーとして、年間に約2500例の手術を執刀する傍ら、新しい手術システムの開発と臨床導入を行い、大学の講師として国内外で講演や手術指導、そして医局長として若手の育成を行なってきました。その後、臨床の第一線で手術治療に専心してきた経験をもとに、日本で一番大きいとされる井上眼科病院の副院長として招聘されて、後進の手術指導に従事しました。その間では、アメリカ、ドイツ、ベルギー、スペイン、シンガポール、オーストラリア、ロシア、中国、さらにはエジプトやクウェートなど、世界中で白内障や網膜疾患分野での教育講演に招かれ、手術指導を行いながら、常に最先端治療を間近で見聞し、自らも実践してまいりました。これまで20年間の眼科医専門医として得た知識、経験、技術を生かし、地域の中核医療施設としての役割を担うべく、 外来診療と手術の両面で高い専門性を維持し、どなたからも頼りにされるような眼科クリニックをスタッフと共に実現してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。