miniwell

ミニウェル・レディー

ミニウェル・レディー(MINIWELL ready)は、SIFI MedTech社(イタリア)で開発された従来の回折型や屈折型と全く異なる新しいタイプの多焦点眼内レンズです。球面収差の原理を利用したレンズ光学構造により、近方視はやや弱いものの、コントラスト感度の低下が一切なく、遠方から中間距離まで連続して鮮明な明視域を保持することができ、かつての有水晶体眼にもっとも近い見え方を実現した眼内レンズです。

レンズのスペック

レンズのスペック

4点支持レンズであり、角膜切開創が約2.4mmの角膜創よりプリロードタイプのインジェクターにて眼内レンズが挿入されるので、感染のリスクも大幅に軽減される

レンズの特性と手術の適性

  1. 近方視がやや弱いが、遠方から中間距離(70~80cm)まで連続的にクリアに見える
  2. ハロー・グレアやゴーストビジョンなどを全く自覚しない
  3. 光エネルギーのロスが殆どなく、コントラスト感度の低下がほぼない
  4. 限りなく有水晶体眼に近い見え方が得られるので、夜間ドライバーや片眼のみ白内障手術を受ける方にも適応しやすい

レンズの特性と手術の適性02

レンズの見え方の違い

他社の多焦点眼内レンズはそれぞれの焦点付近を中心にほぼ二峰性もしくは三峰性の急峻な明視域のピークを持ち、それ以外の部分では有効な視力が得られにくい。一方、ミニウェル・レディーは近方での視力がやや得られにくいが、自然で緩やかな幅広い明視域のピークを持っており、それ以外の区間でも明視域の落ち込みが少ないが特徴です。これにより、良好なコントラスト感度を保持しながら、連続性の高い視力改善が期待できる。

レンズの見え方の違い

ミニウェル・レディーは近見距離での視力測定がやや弱いが、実際のところ、モデル眼を用いた下記チャートでの評価結果をみる限り、他社の多焦点レンズよりも明らかに見え方のクォリティーが高く、遠見、中間、近方とも鮮明であった

Outcomes

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