院長挨拶
この度、八尾市桜ヶ丘に眼科クリニックを開設させていただきます、池本淳子でございます。私は京都府立医科大学医学部眼科学教室に入局し, 11年間一貫して臨床の第一線で診療と手術治療に専念してきました。これまで複数の大学の基幹病院や眼科専門病院で白内障手術、眼瞼下垂などの眼形成手術、そしてライフワークの一つである小児眼科を中心にたくさんの患者さんを診療する傍ら、子供の出産も経験して、元気なママさん常勤医師として子育てと仕事を両立してきました。
勤務医として最後に奉職させて頂きました東近江市立能登川病院(滋賀県)では、眼科部長として赴任直後から眼科手術部門の立ち上げに取り組み、約5年間の歳月を経て、今や眼科は年間の800件以上の手術をこなす地域医療を担う中核まで成長したことが臨床医としての自信と励みになりました。こうして多く患者さんからの信頼とスタッフの温かい支援を得たことで、これまでの臨床経験を生かして「自らもっと患者さんの身近に寄り添える医療を行いたい」気持ちを強く抱くようになりました。
私は「一人でも多くの患者さんの視力をより良くして、明るい人生を送って頂ける医療がしたい」思いで眼科医になりました。今回の開院にあたり、この初心を大切にして、おおしま眼科池本クリニックが八尾市民の眼科医療の一端を担えるように頑張りたいと思います。
当院では最新の極小角膜切開による無縫合白内障手術のみならず、多焦点眼内レンズによる老眼治療、そして、網膜硝子体疾患の日帰り手術専門施設にふさわしく、網膜剥離などの緊急性を要する疾患にも迅速に対応できる体制と最先端の手術設備を整えました。また、糖尿病や全身疾患からくる目の病気に関しても、内科専門医と連携しながら幅広く受け入れ、正確な診断と的確な治療を行っていきたいと思います。小児眼科については、国内ではまだ数少ないクリニックベースでの専門外来を構築し、小児の斜視・弱視治療だけでなく、オルソケラトロジーによる近視抑制治療についても、専門医としての最適な助言と治療の選択肢を提供してきたいと考えています。
「すべて患者さんの安心と満足のために」という当医療法人グループの理念のもとで、最先端の眼科医療をもって患者さんに寄り添う診療を心掛け、皆様が笑顔になれるお手伝いができるよう日々研鑽してまいります。どうぞよろしくお願いします。
院長紹介:池本 淳子
経歴


2001年 | 福井大学医学部 卒業 京都府立医科大学眼科学教室入局 |
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2002年 | 京都府立医科大学付属北部医療センター |
2003年 | 宇治徳洲会病院 |
2004年 | 山形井出眼科病院 |
2005年 | 済生会滋賀県病院 医長 |
2009年 | 京都中部総合医療センター 医長 |
2013年 | 東近江市立能登川病院 主任部長 |
2018年 | おおしま眼科池本クリニック 院長 |
資格
- 日本眼科学会眼科専門医
- オルソケラトロジー認定医
- ボトックス治療認定医
- 視覚障碍者用補装具適合判定医師
所属学会
- 日本眼科学会
- 日本小児眼科学会
- 日本弱視斜視学会
手術統括医師:大島 佑介
医療法人聖佑会は「最先端の眼科治療をもっと身近な地域医療として広めること」を理念に、2014年に大阪府高槻市に発足した眼科日帰り手術を専門とする医療グループです。現在のところ、難治性白内障手術や網膜剥離などの網膜硝子体疾患を中心に治療する「おおしま眼科クリニック」と、多焦点眼内レンズを用いた老眼治療の白内障手術や眼瞼下垂などの眼形成手術を得意とする「おおしま眼科宮田町クリニック」から構成されています。設立してまだ4年を経過したばかりですが、昨年一年間のグループ全体の手術件数は2500例を数えました。
その中には緊急性を要する手術も数多く含まれており、診断と治療の迅速性と確実性をモットーにスタッフが一丸となって頑張ってきた結果、今や二つの専門クリニックともに北摂地区における眼科医療の中核的な役割を担っています。白内障だけでなく、網膜剥離などの網膜硝子体疾患の日帰り手術を専門としている特殊性もあって、最近では地元のみならず、東大阪、八尾、そして松原など関西一円の他の地域からの患者受診も多くありました。こうした遠方からお越しの患者さんとの距離を少しでも縮めたい思いで、今回、八尾市桜ヶ丘に「おおしま眼科池本クリニック」を開設することに至りました。
開設にあたり、小児眼科を得意とする池本院長は「このクリニックを地域の皆さんから信頼される南大阪地区の眼科医療の中核施設まで成長させたい」という並々ならぬ強い情熱を抱いていますので、その気持ちに応えるべく、小児の近視・弱視治療に入れながら、白内障手術や眼瞼手術のみならず、眼内コンタクトレンズ(ICL)や網膜剥離などの緊急性の高い病気の治療も積極的に受け入れる体制を整え、最新鋭の設備と経験豊富な医療チームスタッフを揃えました。そして、私自身もこの新しいクリニックでの診療と手術に携わり、池本院長と二人三脚で、一般的な眼科疾患も幅広くカバーしながら、外来診療と手術の両面で専門性を高め、どなたからも頼りにされるような眼科クリニックを実現してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。